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すかいらーくが株主優待を3倍に拡充!買いなのか?

先週発表されたネタですが、(3197)すかいらーくが2017年6月末から
現行の株主優待を基本的に3倍とする拡充策を開始します。

100株を保有していれば、現行株価で配当金+優待の合計利回りは6%以上となります。


でも実際、すかいらーくの優待拡充ってどうなの?

なぜいきなりここまで思い切った策を取るようにしたのでしょうか。


合計利回り6%以上というのは、他と比較しても相当高い水準です。
思わず飛び付きたくなる印象を強く受けますが、果たして飛び付いても良いのか。

トレダビでしばくの間すかいらーくをウォッチしていたので、
愛着が湧いていることもあり個人的にリサーチした結果を纏めてみました。


すかいらーくの業績は緩やかに右肩上がり

まず始めに、ここ数年のすかいらーくの業績を見てみましょう。

スクリーンショット 2017-02-13

参考:すかいらーく業績ハイライト

売上高を始め、各種指標から言えるのは業績が緩やかな右肩上がりだということです。

ここ4年間の売上成長率は7.5%ですが、経常利益の増加率は約341%です。
直近2年間で比較すると、売上高が増加している一方で営業活動に係るコストは
特に変動していないことから、売上単価が上昇したと考えることができます。

2017年12月期の業績予想を見る限りでは少々天井を迎えた感じはありますが、
それでも継続して成長している企業の1つと言えるでしょう。

昨今は飲食店の雇用形態が注視されていますが、不要な店舗を必要に応じて畳んだり、
深夜営業をやめて顧客1人あたりにかかる費用を上手く抑えるなどしていけば
今後の継続的な成長も十分に見込めると考えています。


すかいらーくの健全性はどの程度なのか

次に各種指標を見てみます。


自己資本比率

2016年12月時点で35.9%となり、対前年度で+3.1%。
一般的に優良企業と言われる40%台までジリジリと迫っている状況です。


有利子負債自己資本比率

先日発表された決算短信によると、有利子負債は131,807百万円。
それを自己資本で割ると115%という数字が出てきます。

一般的には100%以下が好ましいと言われていますが、悪い数字ではないと思います。


資本と負債の関係

固定資産の割合が非常に多くを占めており、279,320百万円あります。
固定資産は自己資本と固定負債で賄えるのが理想的ですが、
この2つを合算しても256,601百万円と、固定資産額を下回ります。

これに加え、現金などの当座資産が流動負債の5割程度に留まることから、
すかいらーくの資金繰りにやや不安が残るということが読み取れます。


キャッシュフロー

キャッシュフローの指標は決して悪くないように見受けられます。
営業活動によるキャッシュフローは増加傾向にあり、プラスをキープ。

棚卸し資産の増加を頑張って抑えている点に加え、投資活動においては
有形固定資産の取得に伴う支出が減少傾向にあるのが好印象です。


他にも見るべき指標はたくさんありますが、受けた印象としては
成長過程にあって、様々な調整や努力を実施して財務改善が見られるが、
まだ安心できる操業体制には至っていない
です。


優待内容を拡充した背景にあるもの

これは確信を持って提供できる情報ではありませんが、調査の過程でよく見かけたのが
筆頭株主であるベインキャピタルによる株式の売却が狙いだという話です。

そもそも優待制度をここまで思い切って拡充するには理由があるはずです。

大きな切り札とも言える策を打ち出すということは、単純に自社の株式を
個人投資家に買ってもらうことを狙っているというよりは、
株価の吊り上げを狙っているのではないかという説があります。

割と好調な決算と優待制度の拡充が発表された翌日にあたる2月10日に
すかいらーくの株価が始値から90円以上も下落して1,557円で終値を迎えたのは、
このような背景があるからなのかもしれません。

大量の空売りを仕掛け、そこに個人投資家が続々と喰い付いた。
と考えることができます。

※真相のほどは定かではありません。


すかいらーくは買いなのか?

ほんで、すかいらーくは買うべきなのかどうか。

最後に割安度を図る指標をいくつか見てみましょう。


予想PER

まず、今から約3年後のEPSを予測します。
年間成長率を3.5%と据え置いた場合、EPSは105.5円となります。
これを今の株価で割ると、約15倍という予想PERを算出することができます。

ただ、この15倍という予想PERが割高なのか割安なのかは分かりません。

そこで、過去のEPSと株価からPERを算出すると、2015年12月期で
約20倍というPERを算出することができます。

すかいらーくは再上場してからの期間が短いのであまり参考にならない
かもしれませんが、少なくとも2015年度の決算期と比較すると少々割安です。

この算出方法はとある書籍を参考にしております。
これが良いのかどうかは定かではありませんが、1つの指標として使用しています。


PCFR

この指標でも割安度を測ることができると言われています。

すかいらーくのPCFRは約9.4倍ですが、同業他社はというと
サイゼリヤが12.1倍、ロイヤルHDが9.9倍、ゼンショーHDが12.2倍ですので、
特別割安ではありませんが中間値〜少々割安・・・でしょうか。

ちなみにEV/EBITDA倍率で見てみると、サイゼリヤが突出して低倍率ですが、
他はPCFRとほとんど同じ結果になることが分かります。


結局のところ、すかいらーくは少々割安なのかもしれませんが、
ベインキャピタルによる株式の売却リスクやまだ安定しない操業体制を鑑みると、
短期での売買にしてはリスクが高めかもしれません。

もう少々の間は上値が重く、その後にジリジリ上がり始める気がしています。
そして株主優待の内容が世間に知れ渡ったら、一般人が喰らい付くのではないかと。


かく言う私は優待目的で飛び付き、2月13日の始値で100株現物買いしました!笑


久々の個別株購入です。


スクリーンショット 2017-02-14
※画像クリックで拡大できます


ベインキャピタルの件は以前から銘柄ウォッチしている際に噂を聞いていたので、
何か良い材料が発表された翌日に株価が下がると見ていました。

ベインキャピタルが原因かどうかは定かではありませんが、
案の定株価が危険な動きを見せたので、1日待って13日の購入に踏み切りました。
結局この日も売りの圧力に押され、ほぼ始値=終値で引けましたが。


いずれにせよ、優待目的での保有となります。

100株の保有で食事券が年間6,000円分+配当金が4,000円ほど出るので、
実質的には年間で6%以上の利回り、10,000円ほどが手に入ることになります。

すかいらーくの経営状況を見ながら、資金に余裕が出たタイミングで
追加購入も大いにあり得ると思っています。


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2 件のコメント

万蔵 様からのコメント... ""
もっそさん。
こんばんわ!

すかいらーく買われたんですね。
自分は買ってないんですけど、
周りにも優待拡充で購入した人が多いので値動きが気になる銘柄です。

すかいらーくの食事券は利便性も高いですし、正直かなり
お得ですよね。

優待とキャピタルゲインが取れる事を祈ってます('ω')ノ
2017.02.14 23:19 | URL | #- [edit]
もっそ 様からのコメント... "*万蔵さん"
万蔵さん、コメントありがとうございます^^

すかいらーく、買っちゃいました!

おっしゃる通り利便性が高いので、優待が続く限りは保有しようと思ってます。
配当も合わせ年に実質1万円分手元に入るので、例えばですが株価が300円下落したとしても、
3年間保有し続ければその損失を補える!という考え方でいきたいと思います。

初めての優待生活にドキドキワクワクしてます!
2017.02.14 23:34 | URL | #- [edit]

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