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投資におけるリスクの考え方

以前は私もそうでしたが、「リスク」という言葉を聞いてマイナスのイメージしか抱くことができませんでした。「リスク=悪」というイメージです。

ほぼ全ての事象においてリスクは付き纏います。車を運転すれば交通事故を起こしたり巻き込まれたりするリスクが発生しますし、登山をすれば遭難するリスクが発生します。職に就けばその先解雇されて収入を失うリスクがありますし、ジュースばかり飲んでいると太ってしまうリスクがあります。

このように我々の生活にリスクはつきもので、なかなか断ち切ることが出来ません。

一方で、リスクはリターンと相対関係にあるというのはよく聞く話です。「ハイリスクハイリターン」や「ローリスクローリターン」という言葉をよく耳にしますが、基本的には許容するリスクが大きければ大きいほどリターンも大きくなるという関係にあります。

投資においては、リスクはリターンと表裏一体の関係にあるという考え方がされます。今日は特に初心者が陥りやすい投資におけるリスクの考え方をご紹介します。

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リスクは標準偏差である

冒頭で説明したように、一般的にリスクは「悪い」という考え方がされがちですが、実はリターンと表裏一体の関係にあり、取るリスクの大きさに応じてリターンが変動します。言い方を換えれば、「リスク=標準偏差」という考え方ができます。

標準偏差を簡単におさらいすると、例えば株価が500円で標準偏差が10円という銘柄があった場合、その銘柄は約68%の確率で490円~510円の間で値動きする可能性があることを指します。また、約95%の確率で480円~520円の範囲で値動きがある可能性を指します。

つまり、95%の確率で標準偏差の2倍である±20円の値動きが起こり得ることを指します。ちなみに、標準偏差の3倍である±30円の値動きは約98%の確率で発生します。これはテクニカル指標でよく使われるボリンジャーバンドと同じ考え方であり、標準偏差とは値動きの幅(ばらつき)なのです。

リスクは決して悪いものではなく、自分が許容したリスクの分だけ期待リターンがあるという考え方ができます。


リスクと年率平均リターンの関係

じゃあリスクを含めたところで、どれだけのリターンを期待することができるのか。

投資の対象によってまちまちなので一概に「この程度」とは言えませんが、インデックス投資をやっていると一度は投資しようとしていたファンドや指標の過去実績を見たことがあると思います。そこには必ずリターンの実績があり、参照する期間に応じてその結果が大きく変わることもしばしばあります。

1年間で期待出来るリターンを「年率平均リターン」と言い、基本的には福利効果を含めた形で算出されます。この年率平均リターンとリスクを組み合わせることによって、具体的にどの範囲でその対象物の価値が変動するかを計ることが可能になります。

例えばですが、過去20年間の日本株式の年率平均リターンは+2%です(myINDEXより)。一方で、リスク(標準偏差)は18.5%です。つまり、過去20年間の実績をベースにした場合、年率平均リターン+2%を軸とし、約68%の確率で-16.5%~+20.5%の投資結果を日本株式から得ることが出来ると考えることが可能です。

もっと言えば、約95%の確率で-35%~+39%の投資結果を日本株式から得ることが可能だというように考えることもできます。

このようにして、リスクを含めたところでどの程度のリターンが期待できるかをイメージすることは可能ですが、あくまでも過去の実績に基づいた算出となります。


過去の投資実績は当てになるのか

私自身、インデックス投資を始めた際に過去のさまざまなインデックスの年率平均リターンとリスクを参照しましたが、果たしてこれは意味のある行為なのでしょうか。

個人的にはあまり意味が無いと思っています。過去の実績を元に統計を取ること自体を否定はしませんが、株価が今後どう動くかなんて過去を参照しても分かる訳ではありません。

TOPIXを例に挙げると、過去20年の実績の年率平均リターンが+2%である一方で、直近1年間は+20%以上です。このように、その年の経済状況によってリターンは大幅に変わりますし、いつどこで何が起きるかなどを予想するのは至難の業です。

繰り返しになりますが、過去は過去でしかなく、そこから将来の値動きを推測することができない以上参照する意味は無いと考えます。ただ、ある程度の値動きの幅(それこそ標準偏差)を理解していくという点においてリスクは参照しておくべきだとは思います。


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