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「まずは自分で考えてみろ」はダメ OJTという名の無責任な教育

現に私が体験していることでもあるのですが、OJTといっていきなり実務を経験させながら仕事を覚えさせる方法があります。みなさんご存知の通り、OJTとはOn-the-job Trainingのことですよね。

OJTとはそもそも、計画的・意識的・継続的であるべきで、ただ闇雲に実務をやらせておけば良いというものでは決してありません。このOJTに対する認識が会社でズレているような気がしています。

そしてよく耳にするのが「まずは自分で考えてみろ」「まずは行動してみろ」などといったフレーズです。私は正直、この手のフレーズが心底嫌いです。


「まずは自分で考えてみろ」は非効率的

2017年4月に新しく赴任した職場でも「まずは自分で考えてみろ」というフレーズが毎日飛んで来ます。初めての営業職という事もあり、正直右も左も分からないような状況の中、「まずは自分で考えろ」と言われても考える事ができないのです。

知識も経験もない人が「まずは自分で考えてみろ」と言われた時、とりあえず「はい・・」と答え、自分で考えてみます。でも、考えようとしたところで、基盤となるべき知識がそもそも養われていないので、考えても無駄なのです。

言い方を換えれば、「考えてみろ」と言われた事項に関する基礎知識や経験があれば「こういうことかなー?」と考える事ができますが、そうでない人は入り口が見つからず、何をどう考えれば良いのか分からずに頭を抱えてしまいます。ここで大幅なタイムロスが生まれる訳です。

空っぽの頭を捻り何とかある程度の持論を作ったところで上司へ相談(報告)しに行きますが、ここで叱責されるのがよくあるオチではないでしょうか。私もまさにこれを体験中です。叱責される時間がこれまた無駄です。

「こういう風に考えなきゃダメだよまったく、これが営業の考え方だよ」などと言われて怒られますが、こちらの本音としては「知るかよ、なら最初にそれを教えろよ」です。考えさせる前に一度「考え方」や「考えるための基礎情報」を示して欲しいものです。

このように、考えつくはずもない事を考える時間と、当たっているはずもない持論に対して叱責される時間がまるで無駄です。これでは非常に非効率的で、教える側も教わる側もスーパーストレスフルです。


「何が分からないのか」が分からない

「分からないことがあったら聞け」とか、「とにかく質問してみろ」というフレーズも大嫌いです。先ほど説明したように、知識も経験もない人は入り口が分からないのです。つまり、「何が分からないのか」が分からないのです。

こんな状況で質問なんてできるはずがありません。質問をするのは、分からない事があるからですよね?何が分からないのかが分からないので、質問ができないのです。

何が分からないのかが分からず、質問せずにいると、「なぜ質問しないんだ」とまた叱責されます。もう無茶苦茶です。教える側の本人は自分の言っている事を認識・理解できているのでしょうか。

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業務を遂行する上で必要となる基礎をまずは教えるべき

ズバリこれです。今までの話から分かるように、その部署や事業所で業務を遂行していく上で必要となる最低限の知識をまずは教えるべきだと私は常々思っています。OJTはこの後に実施すべきです。

例えばですが、「拡販施策」について考えろと宿題を出されたとします。価格、サプライチェーン、プロモーション、広告、ラインナップ、ターゲット、キーアカウントなどなど、色々なキーワードが考えられますよね。

上記のキーワードを見てピンと来た方は、セールスに関する最低限の知識を有しているでしょうから、きっとどのような拡販施策があるかぼんやりとでも良いので思い浮かべる事ができたのではないでしょうか。

一方で、上記のキーワードを見てもピンと来なかった方は、おそらくセールスに関する最低限の知識を有していないので、この状態で「拡販施策を考えて報告しろ」と言われても無理ですよね。

新しく異動先へ配属される人間というのは、後者にあたる場合がほとんどです。つまり、営業であればセールスをしていく上で必要となる最低限の知識(上の事例で行けば、拡販をするための最低限の知識)をまずは教えてあげないと、妙案が生まれるはずもありません。

一度知識を自分のものにさえしてしまえば、「あ、そういえばプロモーションがあったな。この案件はプロモーションが使えるんじゃないか?」といったように「考える」ことができるようになります。

ただ、導入時に最低限の知識を教え込むには、その部署が自分たちの仕事をしっかりと理解し、整理できている必要があります。どのレベルまで教えれば良いのかというのは非常に難しいので、仕事のノウハウやマニュアルが整備されている事が前提だと考えます。

いずれにせよ、OJTとは名ばかりの「まずは自分で考えてみろ」という無責任な教育手法に私は大きな疑問を感じていますので、部下を指導する際には最大限配慮したいと思っています。

最終的には部下の能力が部署全体の業績に繋がりますからね。それを忘れてはなりません。


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