結局のところ株価は企業の業績と連動する
各企業の業績を一目で確認できるのがYahooファイナンスのスマホアプリ。
グラフを使って視覚的に分かりやすくなっているだけでなく、なんと過去最大10年分の業績を確認することができるので重宝しています。四季報ですら過去5年程度しか掲載されていませんので、単純に2倍の情報量を得ることができるということです。
そんな過去10年分の業績を見ていたところ改めて気付いたのが、短期的に見ればもちろん上下を繰り返しはしますが、結局のところ株価は長期的に見ればその企業の業績とほぼ連動するということが見て取れます。
例えばアイダエンジニアリング(6118)。高配当株として以前からお気に入りリストに入っている銘柄の1つですが、過去10年間の業績と株価を並べるとこんなにも綺麗に形が一致します。特に純利益と一致する傾向があります。
(SBI証券より)
(Yahooファイナンスより)
チャートと業績だけ比較して見てみると、現時点ではやや割高なのかな?というのが何となくですが分かります。
松井証券(8628)も似てます。
(SBI証券より)
(Yahooファイナンスより)
こちらも株価の動きと過去の業績が綺麗に連動していますが、アイダエンジニアリングと違うのは現在の株価が妥当な株価に見えるという点でしょうか。2008年と現在の純利益を比較するとほぼ同じ水準であり、株価の方も確認してみるとほぼ一緒ですね。
そのため、特にオーバー/アンダーバリューされておらず適正な株価にあるのではないかということがざっくりとではありますが読み取れます。
3ヶ月や半年の日足チャートではよく見えていませんでしたが、こうして過去10年間の業績を参照しながら月足チャートを見ると結構おもしろいもんですね。株価は長いスパンで見れば基本的に会社の業績と連動するので、将来の業績が良くなると思う企業に投資をすれば良いだけのシンプルな話なんですよね。
でも、これがすっごく難しいんですよね。
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