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意外と知られていない?宝くじはどこで買っても当選確率が同じ

宝くじの当選者がたくさん出ることで有名な西銀座チャンスセンター。一攫千金を狙い、わざわざここに足を運び、数時間かけて並んで宝くじを買う人がたくさんいます。

私から言わせると、「当選者がたくさん出る」という宝くじの売り文句は理にかなっていません。確かに今までの当選者数は多いかもしれませんが、当選確率は他と一緒であり、この記事でその解説をしてみようと思います。


宝くじの1等賞が当たる確率

そもそも宝くじの1等賞に当選する確率が大体どんなものかみなさんご存知ですか?

日本だとサマージャンボ・年末ジャンボ宝くじが有名ですよね。現在販売されている2018年のサマージャンボ宝くじを例に取って当選確率を計算してみましょう。

サマージャンボ宝くじの1等賞賞金は5億円で21本、前後賞の賞金が1億円で42本あります。

一方、販売総額は630億円。1枚300円で販売されるので、販売総枚数は2.1億枚ということになります。この中に1等賞が21本含まれている訳ですが、ユニットごとに1本配置されます。1ユニット=1,000万枚ですので、1,000万枚ごとに1本の1等賞が含まれることになります。

我々個人は基本的に宝くじを1セット10枚で購入するので、1ユニット1,000万枚を100万セットと置き換えることができます。宝くじを10枚買った時、この100万セットのうち1本の1等賞を引く確率は、


0.0001%です。


一方、1枚ずつ買えば確率は1,000万分の1(=0.00001%)になります。東京都の人口が約1,300万人なので、都民全員が1枚ずつ購入しても当選者が1人出る程度です。ダイジョーブ博士の手術成功率ですら15%だと言われていますので、とてつもなく低い確率だということが分かります(知っている人は知っている)。

ちなみに、これは2.1億枚の宝くじ全てが販売される前提で当選確率を求めましたが、例えば7割しか販売できなかった場合は21ユニット中15ユニットしか開封されないということになるので、当選本数は21本ではなく15本(もしくは14本)ということになります。

でもアレですよね、「1等賞は別に狙ってません、3等賞の100万円狙いです」という人もいるでしょう。その人たちのために100万円が当たる確率も計算しましょう。3等賞は210本含まれています。1ユニットごとに10枚含まれますね。同じように割り算すると、10枚買った時の3等賞が当たる確率は、


0.001%です。


ふむ。

宝くじを10枚買えば費用は3,000円ですよね。せめてこの3,000円が高い確率で取り戻せればいいや!と思っていたりしませんか?3,000円は5等賞の賞金になりますが、今回は合計で2,100,000本あるみたいです。つまり、1ユニットあたり10万枚含まれているので、10枚買った時の5等賞が当たる確率は、


10%です。


つまり、投資資金を回収できる確率は10%。少ないですね〜。なお、6等賞の300円は5等賞の10倍の本数が含まれているので、10枚買った時の当選確率は理論上100%になります。つまり、300円が最低補償金であり、実質費用は2,700円と考えることもできます。


当選者がたくさん出るメカニズム

宝くじを買うことがいかにお金をドブに捨てているかが分かったところで、話を西銀座チャンスセンターに戻します。

ずばり、宝くじが各売り場にランダムで配布されている以上、当選する確率はどこで買っても一緒です。西銀座チャンスセンターで当選者がたくさん出るのは、それだけたくさんの人が宝くじをそこで購入しているからです。

例えばですが、売り場AとBがあったとします。最初は1等賞の当選確率が同じで、どこで買っても変わらないと客は考えます。しかし、どこかのタイミングで売り場AかBのどちらかが先に1等賞を出すことになりますよね。仮に売り場Aで先に当選者が出たとしましょう。

そうすると、それを聞きつけた客が売り場Aで宝くじを買うようになります。売り場Aでの販売枚数はどんどん増えます。当選確率は相変わらず同じですが、販売されている枚数が多ければ多いほど当選本数は必然と多く出るようになりますよね。

西銀座チャンスセンターでは、ここでいう売り場Aと同じ現象が起きているのです。

どれだけの枚数が西銀座チャンスセンターで捌かれているのかは分かりませんが、東京都の昼間人口は約1,600万人と言われており、全人口の12%以上にもなります。また、パーソルキャリアの調べによると、東京都在住者の平均年収は約450万円であり、相対的にかなり高い水準となっていることから、都内での宝くじ販売枚数が高いということは想像しやすいです。なお、都道府県別の最低平均年収は沖縄の360万円弱とのこと。


合理的にお金を増やしたいのなら、宝くじは控えるべし

これまでの話から分かる通り、宝くじでお金を増やそうとするのは無謀です。無謀過ぎます。合理的にお金を増やしたいのならコツコツと投資でもすべきでしょう。

個別株は1年間の平均利回りが5〜6%程度だと言われています。0.0001%の確率に賭けるよりも、確実に資産を増やせるのは明白です。

冷静に考えてみれば、宝くじを販売している業者がキャリーオーバーとか言っちゃってる時点でボロ儲けしている訳で、パチンコと一緒で我々購入者側は完全に遊ばれているだけです。


でも、娯楽だと割り切って楽しむのもあり

合理性にポイントを当てて色々と書きましたが、ドキドキ感を味わうために宝くじを購入している方もたくさんいますので、それはそれで1つの楽しみ方だと思います。

当たったら何をしようかなと夢を抱き、枕元に置いたり家の中に飾って毎日お祈りしたりなど、このようなことに夢中になり楽しさを味わうのもありだとは思います。

私のように合理性を求める人が宝くじを買っていたり、あまり深く考えずにただ当選者が多く出るからという理由だけで2時間も3時間も並んで宝くじを買っている人がいるのであれば、この記事をきっかけに考え直してみるのが良いのかもしれません。


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