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部下に対して「上を見て働く方法」を熱心に指導する上司を見て思うこと

大企業に勤めていて日頃モヤモヤしていることの1つとして、特定のスキルを伸ばすことが難しく、結局自分のマーケットバリューを高めることができないという点があります。

要因は複合的ですが、例えば部署異動が1つ大きく影響します。

またの名を「ジョブローテーション」というのでしょうか。数年ごとに部署異動を強いられ、自分の担当職務にようやく慣れた頃に別の仕事をする羽目になるサラリーマンは少なくないのではないでしょうか。これでは折角身につけられたはずの専門スキルが身に付きません。

また、仕事の範囲が極端に限定されるというのも影響します。

大企業では働いている人がたくさんいます。それぞれが分業制となっていて、「自分の仕事はこれ」「自分の仕事はここからここまで」といった具合に狭く限定されている場合が多いです。

そのため、流れを持つはずの仕事において川上から川下までを一貫して見ることが出来ず、その一部のみを担ってしまうことによって身につくスキルも限定的になってしまいがちです。



最近、隣りの部署から部下を指導する上司の大きな声がやたらと聞こえてきます。叱責するほどではありませんが、ついつい気にしてしまうほど大きな声です。

その指導内容を聞いていると、強い違和感を感じるのです。

「多少を嘘をついてでも」とか、「こうやって数字を見せればA常務は質問しないぞ」とか、「こういう文言にすればB本部長は伺い書をすんなり決裁してくれる」といった話ばかりなのです。


なんか、レベルが低くて。


上司の機嫌取りや回避方法は確かに大事かもしれません。社内政治だって知らないよりは知っていた方が良いでしょう。

でも何か違う。

私に言わせると、この類の話はくだらない。

指導すべきは社内政治に纏わることではなく、もっとスキルの習得を促すような本質的なものであるべきだと思うのです。

仮にその上司に言われた通りに資料を作り、数字を見せたとしましょう。その場を切り抜けることはできるかもしれませんが、結局他の会社に行ってそれが再現できますか?いや、再現性は低いと思いのです。

再現性が低ければ、それはマーケットで通用するスキルを習得したとは言えません。あくまでもこの会社の中でだけ通用するスキルであり、定年まで同じ会社に残り続けるという前提でのみ効果を発揮するものです。



指導している上司も、それを聞いている部下も真剣です。お互いのこの姿勢は素晴らしいのですが、内容が薄いことに強い違和感を覚えました。両者共にこの指導内容にあまり価値が無いのだということに気付いていない、そんな様子が見受けられます。

転職活動を機に、今の会社とはまるで別の風土を持った会社を調べたり(実際にそういう会社へ転職するのですが)、働き方について考えさせられる書物を読むようになり、今までよりも視点が広がった気がしています。

異なった視点を持つことにより、このような今までは当たり前だった指導や対話、タスクに対して疑問符がつくようになりました。これは本当に価値があるのかな?意味があるのかな?生産性はあるのかな?別の方法もあるよね?など。

このまま何も考えずにずっと今の会社で働いていたら、まさに井の中の蛙になるところでした。


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