もっそり投資

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出戻り転職を決意した背景と理由

転職してから1年半を迎えようとしています。
この期間に実に様々なことがあり、すごく濃かったなと振り返っています。

結論、また転職することにしました。

出戻りです。

今日は転職を通して感じたことや気づいたことなどをまとめてみようと思います。


そもそもなぜ転職したのか

まずはここから話さないと話の全体像が見えないと考えたので、プロローグ的な感じで少しお付き合い頂ければと思います。


自分が誰かの役に立っているという実感を持つことができなかったから

前職への入社以来、はじめの6年間は郊外の工場で生産管理や苦情処理、物流費削減企画やCSR/内部統制/輸出管理などといった管理側の仕事がメインで、営業枠で入社したはずがそれっぽいことはほとんどありませんでした。
もちろん社内で様々な関係者と常に折衝や調整をすることはありましたが、対外的なやり取りはロジスティクスにおける乙仲さんぐらいでした。
苦情処理も営業マンを相手にするため、取引先と直接折衝することはありませんでした。

転職する直前の1年半は海外営業部へ異動し働いていましたが、ここでの主な仕事は書類作成でした。
海外の販売会社や代理店がそれぞれの販売予算に届いた・届かないの資料を作りトップへ説明するというのが一番大きなポーションを占めていました。
いかに見せやすい資料を作るかと、いかに上手い言い訳を考えるかというスキルのみが熟成されていきました。

7年半の社会人生活を経て、私は自分で数字を稼ぐという経験をすることがほとんど無かったのです。営業枠で入社したはずなのに・・・。
対外的に誰かと関わるということがそもそもほとんど無かったので、自分が誰かに対して価値提供できているという実感が全然持てず、これが"やりがいのない状態"を作り上げてしまっていました。
果たして自分は必要とされているのか。もっと「ありがとう」「助かったよ」の言葉が欲しい。そんなことを考える日々が多くなっていったのです。


このまま書類作成だけを続けていたのでは、スキルアップできないと感じたから

上記の通り、営業部というのは名ばかりで、最後の1年半は資料作成と言い訳を考えることばかりしていました。
「こんなことを続けているうちに30歳になってしまう・・・」という危機感が自分の中でどんどん蓄積されていくことになります。

手遅れになる前に、商売の基本とも言える「自分で稼ぐ行為」=つまりは営業を経験しておいた方が良いのではないかとも考えるようになりました。


どんな会社に転職して何をしているのか

上記のような考えに至り、2018年9月に転職を果たす訳ですが、どこへ転職し、現在私が何をしているのか少し話してみたいと思います。


人材紹介会社へ転職

現在は転職を支援する会社でキャリアアドバイザーとして働いています。
キャリアアドバイザーというのは、転職をしたいと思っているお客様と対面形式またはお電話にて一度お悩みをお伺いしたり、その方が転職活動を進めるうえでどのような軸を持てばいいのか、どう活動を進めて行けば良いのかなどについてアドバイスを提供し、転職先へ入社するまでの一連のサポートを展開していく職種です。

現在いる会社は人数が多く、キャリアアドバイザーごとに担当する領域が決まっています。
私は製造業に務めている低年収帯のエンジニアを中心に担当していますが、非常にバラエティ豊かな領域であり、例えばラーメン屋で働いている方や車の整備士、トイレを修理する人なども対象となります。


なぜ人材紹介業にしたのか?

誰かの役に立っているということを一番感じやすいのではないかと考えたのがきっかけです。
これに営業の要素を加えることで、「誰かの役に立ちながら営業スキルを身につけることができる」と考えました。

この目論見は確かに当たりました。
キャリアアドバイザーという仕事は、良い意味で営業要素がそこまで強くなく、元々転職したいと思っている方々への情報提供が主な仕事なので、ニーズ把握さえしっかり行い適切な情報提供をすれば、そんなに苦労することなく数字を稼ぐことができます。

ただ、もちろんネガティブな要素もあり、それが二度目の転職理由につながります。


なぜまた転職しようと思ったのか
 
それではいよいよ、なぜまた転職したいと感じたのかについて話していきます。


働き方がエグい

とにかく残業が多過ぎです。
年の半分は月に60時間、もう半分は45時間残業しています。ギリ法律の範囲内ですね。
でも昼休みはデスクで5分しか取れていないので、実質的には1日に約1時間プラスで残業しています。
これが月に20日間もある訳ですから、{(45+20)x6}+{(60+20)x6}=870時間という計算が成立します。
これを単純に12ヵ月で割ると、1ヵ月あたり72.5時間の残業をしている計算になります。

最初の半年間ぐらいは仕事が楽しくてあまり気にしていなかったですが、冷静に思い返すとこの労働環境はヤバいですよ。
最近は何だか体中がだるい、疲れた、という日が続くこともあり、とても長期的には続けられません。

とにかく仕事量が多いです。
個人のお客様を相手にしているため、都度時間を取られることが多いです。

例えば・・・
・消灯時間である22時間際に平気で電話してくるお客様
・同じことを何回言っても出来ないお客様
・全然連絡が繋がらないお客様
・内定が出たのに突然「やっぱり行きたくないです」と言い出すお客様
・職務経歴書の作成が適当過ぎるお客様
・希望条件が多すぎるお客様

などなど、個人を相手にしているビジネスなのでこうした問題が付きまとって来るのですが、かなり時間を取られてしまいます。
これら対応を丁寧に施していく訳ですが、挙句の果てに「やっぱり転職活動やめます」となると、それまでに費やしてきた時間が水の泡になるので、何とも言えない気持ちになります。


年収のコスパが悪過ぎた

これだけ働いているにも関わらず、月収は前職よりも3万円以上下がりました。
年収よりもやりがいを求めた転職だったので文句は言えないと思い我慢していましたが、ここまで残業が多いとちょっと話は変わってきます。

営業成績が予算に到達するとインセンティブがついたりボーナスが増えたりするのですが、部の平均達成率がここ最近だと80%程度だったりするため、達成なんてほぼ無理ゲーです。
もちろん実力で差がつく部分もありますが、どのようなお客様が自分の担当につくか次第、つまり運要素も結構強い仕事なのです。
このような仕事にこれだけの時間を捧げ、且つ年収を下げているというのは個人的に我慢なりませんでした。


アカデミックな成長を遂げることができない

個人を相手にしているため、仕事をする上でアカデミックな知識がなかなか増えないという難点もあります。
相手しているお客様が低年収帯というのも大きく影響しているのが実情で、大学に通っていない人が半数ぐらいいますし、通っていたとしても偏差値50を超えることはほぼないです。
そのような方々を相手にする訳ですから、仕事を通して成長できるレンジも結構限定されてしまいます。

この経験を通し、仕事上で関わるべきは社内の人間か法人をメインにすべきだと考えました。


これからどうするのか
 
前職へ出戻ることになりますが、私を受け入れてくださることに大変感謝しています。
今まで100年以上の歴史を持つ会社ですが、私が出戻り第1号だそうです。

ただ、海外営業部へは戻りません。
ここに戻ると結局以前の転職理由が再燃し、また転職したくなってしまうからです。
まずは人事・採用というポジションへ入り、以後は人事畑の人間として生きていくこととなります。

やはり"人"や"組織"に対して興味が強いというのが背景にあります。
元々営業枠で前職へ入社した訳ですが、本当は人事部に入りたかったのです。
ただ、良くしてくださっていた先輩から誘われるように、半ば嫌々ながらに入ったのが営業枠でした。

誰かの役に立っているという実感がしづらくなるのでは?というお声も頂きますが、これは社内からの「ありがとう」で十分だと感じるようになりました。
社内において自分が提供できる価値があるのであればそれでいい。
一度外の世界を覗いて来た人間として、転職率がやたらと低い前職で提供できる価値は少なからずあると思っています。
製造業とは真逆の世界にあたるサービス業で培ったモノの考え方やノウハウも必要に応じて浸透させることができるとも思っています。

今こそ自分が思い描いていたキャリアを実現させるチャンスに巡り会えたので、この機会は絶対にものにしたいと思っていますし、再び拾ってくれた前職にはしっかりと恩返しをしていきたい気持ちに溢れています。


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