もっそり投資

異業種へ転職したサラリーマン投資家が、資産運用や世の中のオカシなことについて綴ります
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忘れてはならない「職業選択の自由」と、それを支えるべきは親によるキャリア形成であるという話

何だか最近、政府やメディアを中心とした弱者救済を推し進める流れがあるように感じます。

結論から言うと、私はこの弱者救済という考え方に100%賛成は出来ません。

理由は単純で、救われるべき対象から本来外れるべき人間もその対象になっているからです。


中・高所得者からの税金搾取

政府はすぐに高所得者からの税金搾取を考えます。

その何よりもの証拠が年収帯に比例する所得税控除の額の違いでしょう。所得が多ければ多いほど取られる所得税が多くなるのは明白ですよね。

所得税控除の対象年収額は度々引き下げられており、ついに850万円が対象になるのでは?と推測されています。もはやここまで来ると高所得者どころか中所得者の域であり、増税の被害を被る国民は一気に増えると予想出来ます。

参考:来年は所得税の重税感じわり 影響は「中所得者」にも(2019年11月10日)

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参考:https://www.nenshuu.net/salary/contents/kaikyuu.php
2018年 国税庁「民間給与実態統計調査」を元に作成

元々1,000万円以上の約250万人が対象でしたが、もし850万円以上が対象になるとざっと150万人ぐらいがその対象に追加されることになります。

あ~恐ろしい。

自民党はこんなことをいけしゃあしゃあとやってのけるんですよ。自民党でなくても基本的にこの考え方になるでしょうが。

とにかく。

高所得者は何もせず高所得者になっているのではなく、学生時代に努力して高学歴を手に入れたり、社会人になってから出世の道を切り開いたり、専門知識の習得が実を結んで新たなビジネスのアイディアが花開いて大きく儲けられるようになったりと、それぞれ何らかの努力や行動が元にあるものです。

であるにも関わらず、政府関係者は一番簡単に搾取が出来るという理由だけで高所得者から税金を徴収しようとし、低年収層の輩たちは高所得者に対して「お金持ってるんだから税金を多く納めて当然だろ」と言う。

これが社会主義国ではなく資本主義国である日本で行われているのです。

こんなことが続くようなら、努力する人がいなくなりますよ。


職業選択の自由

前々からこのブログでも何度か話題にさせて頂いていますが、職業の選択は原則自由であるはずです。・・・であるにも関わらず、「給料が低い」だの「労働環境が悪い」だの文句を言いながらその仕事を続けている人をよく見かけます。

これまたドストレートに申し上げますが、そんなものはその会社にしか入れなかったあなた自身か、そんな会社であるということを事前にリサーチ出来なかったあなた自身が悪いのではないですか?と思うわけです。

そもそも、稼げる仕事とそうでない仕事の特徴をざっくりとカテゴライズしてみましょうか。

稼げる仕事

・頭をよく使う仕事(難易度が高い仕事)
・世の中に大きな価値を提供している仕事
・あなたにしか出来ない仕事
・給与水準が高い大手企業の仕事
・残業が多い仕事
・夜勤などがあり、各種手当がつく仕事
・命の危険やリスクをはらむ仕事
・利益率が良い仕事

稼げない仕事

言ってしまえば上記の「逆」なのですが、あえて書きます。
・ちょっと覚えれば誰にでも出来てしまう仕事(難易度が低い仕事)
・世の中への価値提供が少ない、またはその価値提供の一部にしか過ぎない仕事
・商売が軌道に乗っていない小さな企業の仕事
・残業が少なく、夜勤などもない仕事
・利用者(消費者)からの買い叩きが強い仕事(利益率が悪い)

ざくっとこんなものでしょうか。

稼ぎたいと思う人や稼ぎが少ないことに対して文句を言っている人、それから残業時間だ~なんだ~と言っている人たちよ。上記を事前に理解していれば大きなミスマッチは起きなかったはずではないですか?文句をグダグダ言う前に、果たして自分が上記を認識し、理解してから就職活動していたかどうかを振り返ってみてください。

ただ、とはいえ学生時代から上記を一人で認識・理解しに行くのはなかなかハードルが高いようにも思えます。現職でさまざまな方々とお話していく中で見えてきたのは、「親の影響」です。


キャリア形成の出発点は親の教育が大きく影響する

私は昔から母親によるキャリア形成の基本を叩き込まれていました。

その教育が始まったのは、今振り返るとおそらく中学生時代だったと思います。道端で段ボールを被って寝ているホームレスを例に取り、「ああはなりたくないでしょ?だったら勉強しなさい。勉強する→良い大学に入る→大手企業に就職できる→稼げる」というのが母なりのロジックであり、それは当たっていました。

母は日本の学歴社会をよく理解しており、そのレールに乗っかりなさいと常に私へ言っていました。

当時野球に打ち込んでいた私からすると本当にうざったい存在でしたが、教え込まれたものが自分の中の「常識」として高校時代後半から機能し始めます。

同じ時間働くなら、年収が高い方の仕事が良いに決まっている。世の中はカネだ。カネさえあればどうにでもなる。といった概念が私の中に強く根付くこととなり、それを叶えるためには良い大学へ入り大手企業に行くという、今ではすでに古いかもしれない概念を追うことになります。

もちろんやり方はいくらでもあります。稼ぐために株式取引のプロになるでも良し、起業するも良し、芸能界を目指すでも良し。とにかく稼ぐためにはどうした良いのか、逆にどうなってはいけないのかを早いうちに認識することが出来ました。

この若いうちからやっておくべき親によるキャリア形成の基本行動が出来ていないのではないか?と最近強く感じています。

親が教えてあげないと、子供は無知のまま人生の選択を進めて行くことになります。本当は「仕事に楽しさは求めないから、ある程度金銭的余裕のある暮らしをしたい」と潜在的に思っている子供がいたとして、どうすればそのような生活を送れるようになれるか教えてあげることの出来る親が少ないように思います。

若いうちから「オレは●●がしたい!」と強く思っている子供がいたとしたら、それを応援する一方で、その職業選択におけるメリットとデメリットを客観的に教えてあげる必要があります。ただ何となく応援している親が多くいるように感じます。

このように、親が子供に教えられることはもっとあるのではないでしょうか?


さいごに

年収が300万円台後半で、最近色々と学ぶことがあったのか35歳を過ぎたタイミングで「年収を上げたいんです・・」と相談に来る方がいますが、もうこの国ではほぼ手遅れなのです。それすら知らずに今まで生きてきたということになります。

国の制度や文化を変えることは簡単ではありません。

だったら自分たちで予防するなり、それに沿った行動をしていく必要があります。

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