もっそり投資

日系メーカー勤めのサラリーマン投資家が、資産運用や世の中のオカシなことについて綴ります
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サクサク銘柄分析 - JIG-SAW(3914)

ものすごく久しぶりに、偉そうに銘柄分析なんてやってみようかなと。

と言っても、他のブロガーの方々みたいにハイレベルには出来ないので、普段銘柄を眺めている際にやっているちょっとした計算をベースに、サクサクとやってみようと思います。

今回は、以前からしばらくに渡って保有しているJIG-SAWという銘柄を見ていこうと思います。


JIG-SAWってどんな会社?

サーバーなどの自動監視システムをはじめ、IoT関連事業への投資やオートセンシング技術など、ハードとソフトの両方向からアプローチしているような会社です。

まさに今のトレンドを押さえている会社と言えるのではないでしょうか。

ちなみに、ホームページがかっこいいです。
https://www.jig-saw.com/

東証マザーズに上場しており、高い営業利益率でぐんぐん成長している印象が強い会社です。


数字を見ていくと、割安ではない?

以下のような作業・計算をすることが多いです。

■まずは基本的な指標を確認
予想PER:80倍越え。予想PBR:20倍越え。一見すると高過ぎです。

でも、この数字を見て素直に投資する・しないは判断しません。


■配当金
現時点では出てないです。


■さくっとチャートを確認
参考程度に直近2年間のチャートを見てみます。

テクニカル投資の手法は基本的に使用しないので、参考程度に眺めています。

jigsaw.png
(参考:SBI証券)

これを見て感じることは人それぞれでしょうか。個人的には「底を打ってこれから上昇トレンドかな?でもここ最近勢い良く上がりすぎじゃない?」ぐらいに感じました。

ちなみに、私が購入したのは2020年1月頃でした。


■過去のPER推移を確認
ここでまたチャートが登場します。今度は5年分です。

jigsaw5.png
(参考:SBI証券)

ここでは、バカ高かったPERが妥当なのかどうかを見たいと思います。

面倒な作業ですが、過去の決算情報とその当時の株価からPERを割り出し、各年のPERがどう推移しているのかを見ます。こうすることで、今この瞬間がやけに高いのか、それともこれがこの銘柄においては比較的正常値なのかを見ます。

銘柄によってはSBI証券がこれを一目で分かるようにグラフ化しています。個人的に言わせて頂くと、SBI証券は神業を成し遂げてくれました。ただ、残念ながらJIG-SAWはこれに当てはまらず、手計算が必要です。

ざくっとした計算ですが、一部参考にならない期間を除き、大体PERが70~90倍で推移しています。2020年5月現在、約5,500円の株価における予想PERが80倍ですので、この株価が妥当なのではないかということが言えるかと思います。


■将来的な予想配当から、適正株価を割り出す
これはとある本を参考にして色々と計算しているのですが、考え方としては、将来この銘柄が配当性向40%を実現した場合にどれだけの配当金を出す可能性があるのかを計算し、それが現在の株価と比較しどうなのかを見ていきます。

重要な指標として使うのは、日経マーケットの単純平均予想配当利回りです。

細かい計算は省略しますが、結果としては今の株価だとコロナの影響が出る前の状況をベースにすると将来利回りが0.6%程度であり、割安とは言えそうにないです。

これは市場平均の配当利回り予想と比較すると半分程度であり、少なくとも2~3年後の株価が現在の半分程度になる可能性をはらんでいます。

ただ、あくまでも参考指標です。というのも、上場したての銘柄は一発目の配当が基本的に低い傾向になるため、0.6%を妥当だと思えば現在の株価が適正だと見ることも出来ます。


それでも買う価値はある?

気になるのは営業利益率です。これが結構高い。

JIG-SAWの営業利益率は以下の通りです。

連17.12 25.1%
連18.12 24.7%
連19.12 17.5%
連20.12予 14.3%
連21.12予 15.5%

毎年下がり続けているのが気になるところですが、この数字だけ見るとかなり良い方です。ちなみに率が下がっている主な要因は、研究開発費や海外への進出にかかる費用が発生しているためとの認識なので、あまり気にしません。

諸説ありますが、営業利益率は8~10%を超えると「高い」と言われることが多いです。業種によっては平均が高くないこともしばしばで、製造業の平均は4%台だったりします。

売上金額のうち、稼ぎが4%の企業と15%の企業を比較すれば、単純に後者が3倍儲かっていることになり、今後の大きな且つ速い成長が見込めるのは容易に想像がつきますよね。


また、展開している事業もなかなか魅力的です。

まさにこれからの時代のトレンドを押さえているような気がしますが、一方で変化が目まぐるしい業種でもあると思うので、業績に大きなブレが生じる可能性や、果たしてどこまで食らいついて行けるかが焦点になりそうです。

とはいえ、やはり高い営業利益率がこの懸念を吹っ飛ばしてくれそうな気はします。


んで、結論は?

長期的な目線であれば個人的には「買い」でも良いと思っています。

ただ、適正株価を考えると、少なくとも向こう2~3年にかけては現在の約5,500円辺りが妥当なのではないかと考えています。

そのため、それ以上の長期保有を前提にするのであれば前向きに考えますが、他の銘柄に軍資金を充てたいのであれば投資候補からは外すという選択肢もあると思っています。


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