気持ち良く、お得に宿泊先の予約が出来るようになる方法
私は常にコスパを意識して買い物をしたり宿泊先の選定をしているのですが、たまにこれが行き過ぎることがあります。
行き過ぎているかなーと思いながらも、「気持ちの良い予約が出来た!」と感じられるような、国内の宿泊先選定におけるちょっとしたポイントを共有したいと思います。
私も最近は必ずやるようにしており、コスパの面におけるお得感だけではなく、その宿の姿勢やおもてなし度を見抜く1つの要素にも繋がりますので、ぜひみなさんも一度真似してみてください。
色々な旅行代理店やオンライン予約サービスがありますが、何を使って予約することが多いですか?
じゃらん
楽天トラベル
Yahoo!トラベル
るるぶトラベル
一休.com
有名どころだとこの辺でしょうか。
私は基本的に楽天トラベルで宿探しをします。ただ、あくまでも宿探しです。実際に予約をする際はトリバゴで最安値を一度検索してみたり、会社の福利厚生の一環として使用出来る「えらべる倶楽部」を経由して取ることが多いです。
■宿探しで楽天トラベルを使う理由
・プランが細かく分かれている
・何だかんだで最安値の場合がほとんど
・レビューが結構参考になる
・楽天ポイントが貯まる
・Googleアカウントと連携することで、Googleマップ上に予約した宿を反映させることが出来るため、地図を見ながら旅程を組むことが容易になる
他の予約サイトではどのようなユーザーインターフェースを導入しているのかいまいち分かりませんので、私が普段よく使う楽天トラベルを前提にこのあとの話を進めようと思いますが、おそらくどのサイトでも同じようなことは出来ると思います。
既知の事実だとは思いますが、3連休やゴールデンウィーク、お盆休み等の長期連休期間中は、とにかく宿泊費が跳ね上がるケースがたくさんあります。
そのため、例えば何でもない土日の2連休に金曜日か月曜日の有給休暇を1日くっ付けて3連休にし、温泉旅行に行くことが結構あったりします。
少しでも安く抑えるために。
ただ、有給休暇が使いづらい方やどうしても長期の連休期間でないと旅行に行けないという事情を抱えている方もいらっしゃるかと思います。
宿泊費が跳ね上がると分かりつつも、旅行には行きたいもの。では、少しでもお得に予約出来た気分になれたら良くないですか?という考えのもと、以下をご紹介させて頂きます。
長期連休の宿泊先を予約する際、どうしても宿泊する日付を連休期間に合わせて指定しますよね?
例えば2020年のお盆期間中であれば、8/8(土)~8/15(土)のどこかで日付を指定し、空室状況を見に行くと思うんです。で、プランが色々と出てきてそこに料金も一緒に掲載されていますよね。
認識すべきは、今そこに掲載されている料金が長期連休期間中の「やたらと高い料金」である可能性が非常に高いということです。
実例を使ってご紹介しましょう。
今回取り上げるのは、「ホテルサンバレー那須」です。
まず、試しに8/14(金)で日付指定をし、まだ予約が残っているプランを探してみます。
結果、料金が安い順番に表示させると、<お部屋おまかせ>素泊まりプランというのが出てきました。
下の方に少しスクロールしてあげると、↓このようになります。
大人1名17,000円(税抜)、2名だと合計で34,000円(税抜)と出てきました。
▼この時の私の率直な気持ち。
素泊まりでこれは高い。控えめに言って高過ぎないか?素泊まりだぜ?
温泉ならではの会席料理や朝食バイキングが一切付かずにこの値段。さらに言えば、まだ税抜価格。ここに消費税がプラスされると、大人2名の素泊まりが37,400円。
これはいくら何でも高過ぎる!
・・・という考えが背景にあり、「待てよ。この宿って普段からそんなに高いのか?評価だって4.11点と、そこまで高い方ではないのに。何か臭うな」ということになってリサーチが始まりました。
ここからが大事なところです!
↓以下のように、今度は日付を指定せずにプラン検索をかけます。こうすることで、このプランが別日ではどの価格帯で売り出されているのかを確認することが出来るようになります。
検索するとたくさんのプランが表示されますので、「Ctrl+F」で検索バーを開き、先ほどの素泊まりプランを画面上で検索します。
↓すると、確かに見つけることが出来ました。
↓また同じように下へスクロールします。
この時点で驚きました。
素泊まりプランが2名利用時で5,000円~17,000円(税抜)となっています。これを見る限り、先ほど検索をかけた8/14(金)の17,000円(税抜)は一番高い最大価格に当たるということが分かりました。そして、それが最安値である5,000円(税抜)の3倍以上にもなることも判明しました。
3倍超えですよ・・・。
↓今度は「空室カレンダー」を押します。
ここでは、このプランがどの日にどの価格帯で提供されているかを一目で確認することが出来ます。よく見かけますが、個人的には重宝している機能です。
ご覧ください。
黄色のマーカーを塗ったのが最安値である5,000円(税抜)で提供されている日付で、赤い下線を引いたのは最高値である17,000円(税抜)で提供されている日付です。
確かに、3倍超えの価格で提供されていました。
このように、自分が予約しようとしているプランが普段はどのような価格帯で提供されているかを知ることが出来る方法をご紹介しました。この結果出てきた事実をどう扱うかはあなた次第ですが、私は以下のような気付きを得ました。
ホテルサンバレー那須はすごく分かりやすい価格設定をしており、お盆期間中は絶好のシーズンなのでトップレートの17,000円(税抜)が基本的に設定されていて、その前後1週間はお休みをずらして取る人が一定数いるから10,000円(税抜)に設定されています。
このように戦略的な価格設定をすることを悪とは言いませんし、同じようなことをしている宿がほとんどでしょう。
さらに言うと、この値段設定にしても客が来てくれるからこの値段なのです。要するに、素泊まりのプランに17,000円(税抜)払ってでも泊まりたいという客がいるからこの値段になっているのです。もし客が来ないなら、宿側は値段をじわじわと引き下げるはずです。
ただ、私の中で引っかかるものが。
最安値と最高値の乖離が3倍以上もある宿ということは・・・、
・シーズン中だけ潤い、その他の時期は客が来ていないということの裏返しである。
・金儲けに走っているような印象が強く、心からもてなしてくれるかが疑問である。
・予約している客層(=お金に無頓着な層?)が心配である。
事実、年中同一料金を敷いている宿もありますし、シーズン中は上げても1.5倍ぐらいに留めている宿も多いです。
このような宿の方が泊まりたいと思いませんか?
料金設定の仕方から、その宿の思想のようなものが見える気がしています。個人的には、良心的な値段設定をしている宿の方に泊まりたいと思えますし、普段と比較して最高値がそこまで吊り上がっていない分、お得に泊まれている気分になれます。
考え方はさまざまだと思いますが、私と似た思考をお持ちの方はぜひ真似してみてください!
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