もっそり投資

日系メーカー勤めのサラリーマン投資家が、資産運用や世の中のオカシなことについて綴ります
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コストカットや時短取り組みで全体を俯瞰的に見ることの大切さ

残業時間を減らしなさい。
業務効率を上げなさい。
無駄を省きなさい。

・・・こんなことを言われたら、みなさんどのようにアプローチしますか?

今日は、上記のような時短取り組みにおいて、私が社内で感じている矛盾について少しお話しようと思います。


残業時間を減らすには?

最近は多くの企業がコストカットや生産性の向上に対して躍起になっているかと思います。

私がいる会社でもそうです。コロナ禍においてどうしても売り上げが良くて横ばいの状況である中、いかにして無駄を省くかが利益を絞り出すための策となってしまっているのは認めざるを得ません。

そんな状況ですので、もちろん労務費も削りにかかります。いわゆる「時短」の取り組みですね。

残業を減らせってことです。

残業を減らすには何をしたら良いのか。さまざまなアプローチ方法があるかと思いますが、①仕事そのものを減らすか、②仕事を減らさずに作業効率を上げるか、③自分の仕事を別の誰かに任せるか、のいずれかをやらないといけませんよね。

①に関しては無駄な会議を無くしたり、今まで何となくでやっていた作業があればそれを削減するなどが可能ですが、正直そんなに多くはありません。そのため、基本的に②か③の手段を取らざるを得ないんですよね。


時短の対象は自分1人ではない

生産性を上げることはとても重要ですが、自分の仕事を比較的手の空いている別の誰かに任せることが出来るのであれば、まずはじめにここから取り掛かるのが手っ取り早いですよね。

これをする際に、x北族の上司の考え方に対して個人的に引っかかることがあるのです。

実際に例を出してご紹介しましょう。


「調整」という名の作業があるとして、これは15ある別々の部門との間で実施します。「調整」の作業自体は、15ある部門にそれぞれ移管することも可能ではあります(当部が間に入っているだけで、15ある各部門でもやろうと思えばできる)。この「調整」をするのに、私のいるA部門では月に10時間を要しているとします。ただ、この10時間の作業を減らせないかと部門長から言われているとします。

上記に近い課題が実際にあり、私の直属の上司は以下の通り考えました。

当部(A部門)で実施しているこの「調整」作業を15ある部門にそれぞれ移管し、当部の作業時間を0にすれば良い、と。

ここまでの情報だけを見れば確かにそれが妥当な正解なのかもしれませんが、この上司は大事な要素を調べずにこんなことを言ってしまっているのです。


その大事な要素とは、15ある部門に移管すると、結果的にトータル作業時間がどうなるかということです。


ここで情報を1つ追加します。

15ある部門に「調整」の作業を移管すると、1部門当たり1時間/月の作業が発生するとします。すると、合計で発生する作業時間は15時間/月となり、当部で実施していた際の10時間よりも5時間増えることになります。

各部門からすると月に1時間の作業増でしかありませんが、会社全体で考えれば、10時間→15時間となるのは時短どころかコスト増であり、受け入れられるものではないはずです。ただ、直属の上司はこの点までを考慮せずに、ただ自分たち(当部)の作業時間が減れば良いという考えのもと意見してしまっているのです。

私はこれに強い違和感を感じました。

全体最適になっていないな、と。


全体を俯瞰的に見ること

上記でご紹介した「調整」作業は、結局作業フローの改善により20%ほど作業時間を減らすことができ、月間8時間で実施することが可能となりました。15ある部門に移管していたら、15時間-8時間で、改善後と比較して7時間分の余分なコストをかけるところでした。

危ない危ない。

このようなコストカットや業務改善の類の話になると、どうしても目先のことだけだったり、自部門のことだけ、自分のことだけに意識が集中してしまいがちですが、会社という組織の中にいる訳ですから、全体を俯瞰的に見て考えるべきだと私は思っています。

私もいずれは管理職になるでしょうから、将来会社の存続に寄与できるように+部下からバカにされないように、今のうちからこのような経営目線は身に着けておきたいものです。


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